「ソウル歴史博物館」の隣にある5大古宮の西殿
高層ビルが立ち並ぶソウル市中心部にある5大古宮の中で最も
西にあるのが「慶熙宮(キョンヒグン)」です。
朝鮮時代後期に「西殿」と呼ばれ、離宮として使われました。
王の即位式や官僚の朝会、使臣の接待、宴会などの王室の
公式的な行事が行われた「崇政殿(スンジョンジョン)」や、
王が日常公務を行った建物を復元。
泉が内部にあるといわれる岩もあります。
他の古宮に比べて建物は新しいですが、一方でその建築美も認められ、
特に崇政殿の階段の鳳凰や階段の横の雲の柄は、
優れた芸術として評価されています。春は桜が美しく、
秋には「朝鮮時代科挙試験再現行事」が開催されています。